中部電力 MIRAI TOWER(旧 名古屋テレビ塔)(ちゅうぶでんりょく みらい たわー(きゅう なごやてれびとう))
日本初の集約電波鉄塔
久屋大通公園にある名古屋テレビ塔は昭和29年(1954年)竣工。高さは180m、日本で初めての集約電波鉄塔です。
東京タワーができたのは1958年、さっぽろテレビ塔が1957年ですから、名古屋テレビ塔がいかに先進的な建造物であったかが想像できるでしょう。観光タワーとしてオープン以来50年以上の歴史を誇り、国の登録有形文化財に指定されています。
2021年5月1日より新名称「中部電力 MIRAI TOWER」として新たにスタートしました。
人力で鉄骨を上げる!?手造りのタワー
名古屋テレビ塔の建設がスタートしたのは1953年。
工事用機材が満足にない時代、工事は全て手作業で進められました。
基礎の土掘はツルハシとスコップを使い、人力で鉄骨を上げていたといいます。
まさに“手造り”のタワーだったわけですね。
~役割を終えてなお、名古屋のシンボルであり続ける~
2011年にアナログテレビ放送が終了し、名古屋テレビ塔は電波塔としての役割を終えました。しかし名古屋のシンボル的存在であるのは今も同じ。
地上90mの室内展望室のスカイデッキや地上100mの屋外スカイバルコニーは昼の街並みはもちろん、きらびやかな夜景を見ようとする多くの人で溢れかえっています。夜間はライトアップされ、名古屋の街を華やかに彩ります。
そして、2020年9月18日に新たにグランドオープンした、名古屋テレビ塔。世界初の工法による免震装置が完成し、開業当時の姿はそのままに、安心・安全のタワーに変身しました。
展望台 スカイデッキ・スカイバルコニー
中部電力 MIRAI TOWERから見た景色
ライトアップ
中部電力 MIRAI TOWERのライティング、「煌(きらめき)」が、さらに進化。季節やイベントなど様々なシーンに合わせて文字や絵柄が浮かび上がり、最新のLEDによる多彩な色と光の演出で、名古屋の街の夜を彩ります。中部電力 MIRAI TOWERは、2013年7月に『日本夜景遺産』にも認定されています。
中部電力 MIRAI TOWERにあるホテル「THE TOWER HOTEL NAGOYA」
中部電力 MIRAI TOWERの駆体部分などを活かした客室は、地元縁のアーティストたちが手掛けたアート作品で彩られ、どれも個性的で非日常的な空間を演出しています。レストランでは東海が誇る窯元の器をキャンバスに、 地産地消の食材で鮮やかに描かれたフレンチを堪能することができ、美食の余韻を味わいながら、贅沢な一夜を過ごすことができます。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒460-0003
名古屋市中区錦3-6-15先 - 料金
- 【展望台料金】
大人(高校生以上) 1,300円
小人(小・中学生) 800円 ※ 未就学児無料
※ 団体割引(20名以上)100円引き
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください - 営業日・時間
- 【平日・日曜日】10:00~21:00(最終入場 20:40)
【土曜日】10:00~21:40(最終入場 21:20)
※ イベント等により変更になる場合がありますので、公式サイト等で確認の上おでかけください。
- 定休日
- 年中無休(年に2回程度メンテナンス休館有り)
- お問い合わせ
- 052-971-8546(名古屋テレビ塔 株式会社)
- 駐車場
- 専用駐車場はございません。
近隣の公共駐車場をご利用ください。
アクセス方法access
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電車でのアクセス
◎地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車。徒歩3分
◎地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」駅4B出口を上がってすぐ -
車でのアクセス
名古屋高速都心環状線「錦橋IC」より約2km