桶狭間古戦場公園(おけはざまこせんじょうこうえん)
歴史の重要な転換点となった要所
今川氏にかわり織田信長公が急速に存在感を見せつけるようになった、戦国時代の重要な転換点として知られる桶狭間の戦い。現在、桶狭間古戦場公園として整備されている一帯は戦のまさに中心地でした。おけはざま山の本陣から追われた今川義元公。彼が服部小平太と毛利新介の手により敗れた最期の地とされています。合戦から450年目の2010年に整備され、往時の現場をひとめ見ようと、全国から歴史愛好家などが多く訪れています。
「桶狭間」はここから!? 歴史に詳しくなれるスポットが満載
「義元首洗いの泉」は「義元水汲みの泉」とも呼ばれるスポット。泉の中にくるくる回る桶があり、「桶廻る狭間」が「桶廻間」、そして「桶狭間」と変化して定着したと言われています。「馬つなぎの社松」は、義元公が馬をつないだと言われるネズという樹木です。往時は触れると熱病になるとの言い伝えがありました。ねず塚にあったものを移植し、現在は枯木の状態で残されています。
謎めいた墓碑
「駿公墓碣」の碑はもともと、ねず塚から出土したものです。建立年は不明。駿という字は「すぐれた」「秀でた」といった意味の言葉で、駿公とは「駿河の国(現在の静岡県)のすぐれたりっぱな人」という意味合いになります。また「墓碣」とは上が丸くなった墓石を指す言葉です。
2019年、待望の桶狭間古戦場観光案内所がオープンしました。
桶狭間の戦いに関するパネル展示や解説、史跡ガイドの取り次ぎも行っております。甲冑の試着体験もでき、桶狭間古戦場公園での記念撮影も可能です。桶狭間の戦い関連書籍以外にも、武将グッズ・おけわんこグッズの販売も行っています。
桶狭間古戦場の散策の拠点として、地域の歴史に触れる場としてご利用ください。
【開所時間】10:00~16:00(夏季・年末年始の閉所日あり) 【住所】〒458-0920 名古屋市緑区桶狭間巻山2037
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒458-0913
名古屋市緑区桶狭間北3丁目 - 料金
- 無料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください - 営業日・時間
- 随時
- 駐車場
- 桶狭間古戦場観光案内所有り。
桶狭間古戦場公園には、駐車場なし
- トイレ
- 有り
- 定休日
- 無休
- お問い合わせ
- 052-755-3593(桶狭間古戦場観光案内所)
- その他
- 桶狭間古戦場観光案内所が2019年にオープンしました
(http://okehazama.net/modules/osirase/index.php?page=article&storyid=278)。駐車場、トイレ有り。
見どころ・旬のオススメ情報
史跡ガイド
平成28年4月より、桶狭間古戦場史跡保存協力金として、現地案内:ガイド1人につき1,000円いただいております。ガイド一人で15名位まで対応いたします。狭間古戦場保存会 ガイドお申込み(予約要)リンクよりお申込み下さい。
バリアフリー情報
アクセス方法access
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電車でのアクセス
名鉄「名古屋」駅から、名鉄「有松」駅で下車。市バスにて「幕山(桶狭間古戦場公園)」バス停下車、徒歩約2分
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車でのアクセス
名古屋第二環状自動車道「有松インター」より約5分