半田市
矢勝川(彼岸花)(やかちがわ(ひがんばな))
童話「ごんぎつね」の里をのんびり散策
教科書にも採用される有名な童話「ごんぎつね」の作者・新美南吉生誕の地としても知られる半田市。中でも「ごんぎつね」の舞台となった矢勝川周辺には、童話の世界そのままののどかな里山風景が広がり、のんびりと散策するのに最適なエリアです。
名鉄河和線「半田口」駅から西へ5分ほど歩き県道264 号線へ、さらに北へ5~6分で「ででむし広場」に到着。ここを起点に矢勝川南側堤を西へ約1.5キロ、新美南吉記念館へと至る道のりが、人気のウォーキング・コース。同じく矢勝川北側堤はサイクリング・ロードとして舗装整備されています。
最大の見ものはコレ! 300万本の彼岸花の絨毯
例年9月下旬になると、矢勝川堤の全長約1.5kmにわたって、地元の人々によって育てられた300万本以上の彼岸花が一斉に花をつけ、一面が真っ赤な絨毯に覆われる幻想的な光景が現れます。
こちらは童話「ごんぎつね」に書かれた『ひがん花が赤い布のように咲いている』との描写にちなんだもので、子どもの頃に南吉と遊んだ経験がある小栗大造さん(当時・新美南吉顕彰会広報部長)の発案により、1990年、大勢の地域住民も参加して彼岸花の球根を植栽したのがはじまり。
彼岸花以外にも、周辺の休耕田には季節ごとに菜の花、ポピー、マツバボタン、コスモスなどの花が咲き誇り、四季を通して童話の里を彩っています。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒475-0001
半田市岩滑西町1-10-1 - 開催場所
- 常福院の裏手にある高田橋から西の方角の弘法橋まで2km(30分)程の散歩道です。
半田口駅→(170m・4分)→生家→(440m・5分)→ででむし広場→(900m・15分)→彼岸花案内所(開花時期のみ開設)→(520m・8分)→弘法橋→(720m・11分)→新美南吉記念館
- お問い合わせ
- 0569-32-3264(半田市観光協会)
0569-26-4888(新美南吉記念館) - 開花時期
- 9月下旬~10月上旬
アクセス方法access
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電車でのアクセス
名鉄「名古屋」駅から、名鉄河和線「半田口」駅下車。
「新美南吉記念館」までは、駅から西へ徒歩約20分。 -
車でのアクセス
知多半島道路「半田中央IC」から約5分。