名古屋市
荒子観音寺(あらこかんのんじ)
「荒子の観音さん」として親しまれる尾張四観音のひとつ
地域の人から「荒子の観音さん」と信仰を集める荒子観音は、正式名称を「浄海山圓龍(円竜)院観音寺」といいます。天台宗のお寺で、尾張四観音のひとつとしても知られています。ご本尊は聖観音。33年に1度だけ開扉される秘仏です。
ルーツは奈良時代!市内最古の木造建造物
観音寺の創建は天平元年 (729)、つまり奈良時代と伝えられています。その後加賀藩主である前田利家が天正4年(1576) に修造しました。多宝塔は寺が所蔵する『浄海雑記一』の水盤内記によれば、天文5年 (1536) に再建されたことがわかっています。市内最古の木造建築物であり、国の重要文化財に指定されています。
円空仏の数は国内トップ
観音寺には多数の円空仏が保存されていることでも知られています。平成26年(2014)時点で、寺に現存する円空仏は1,255体。よそへ移された11体を加算すれば1,266体と、国内でもトップの数を誇ります。円空仏の公開日には、境内で円空仏を自分で彫ることができる体験教室も行われています。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒454-0861
名古屋市中川区荒子町宮窓129番地 - 駐車場
- 普通車:50台
バス:5台
- トイレ
- 有り
- お問い合わせ
- 052-361-1778
バリアフリー情報
アクセス方法access
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電車でのアクセス
あおなみ線「名古屋」駅から、あおなみ線「荒子」駅下車。徒歩10分
地下鉄「名古屋」駅から、地下鉄「高畑」駅下車。徒歩10分 -
車でのアクセス
名古屋駅より16分