岡崎市
まるや八丁味噌(まるやはっちょうみそ)
ゆったりと時間の流れる味噌蔵で、日本のソウルフードにふれる
なんと「まるや八丁味噌」の創業は南北朝時代の延元2(1337)年にまで遡るそう!(八丁味噌の製造は江戸時代から)
こちらでは随時、工場見学を受け付けており、アットホームな雰囲気でガイドさんが製造所内を案内してくれます。何といっても圧巻は、歳月を重ねた味噌桶が立ち並ぶ姿。3トンもの重石を天に向って円すい型に積み上げ安定させるのは職人技で、石積み職人として一人前になるまでに数年かかるそう。
見学の最後には、八丁味噌が決め手の「みそだれ」で、コンニャク田楽の試食も。製造所内に流れるゆったりとした時間と香ばしい味噌の香りに、日本人の郷愁が呼び起こされます。
蔵造りの町並み(八丁蔵通り)
昔の風情が残された、味噌蔵が建ち並ぶ路地
岡崎城から八丁(約870m)離れていたことからその名がついた八丁村(現在の八帖町)。
そこでつくられていたことからそう呼ばれるようになった「八丁味噌」は、他の味噌とは異なり米糠を用いず大豆と水と塩だけで作られています。そのため風味を落とさず長期保存が可能なことから重宝されたといわれています。この味噌が、名古屋・三河地方の代表的名物グルメ、味噌煮込み、味噌カツ、味噌おでんなどの原点となっています。
現在でも、昔ながらの製法を守る「まるや八丁味噌」「カクキュー」2軒の蔵元が残っています。狭い路地に黒塗りの板張り壁面と漆喰塗の白い土壁の色彩の対比が特徴的な蔵屋敷が並び、昔の風情が残されています。また、この界隈は、2006年に放送されたNHK朝の連続ドラマ「純情きらり」のロケ地となり、通りには、ヒロインを演じた宮崎あおいさんの手形の碑も。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒444-0923
岡崎市八帖町往還通52 - 料金
- 無料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください - 営業日・時間
- 【見学受付時間】9:00~12:00、13:00~16:20
- 駐車場
- 無料(普通車10台・バス6台)
- トイレ
- 有り
- 定休日
- 12月31日~1月3日
- お問い合わせ
- 0564-22-0222(代)
(株式会社まるや八丁味噌)
■工場見学:0564-22-0678
バリアフリー情報
アクセス方法access
-
電車でのアクセス
名鉄「名古屋」駅から、「岡崎公園前」駅下車。徒歩1分
-
車でのアクセス
東名高速道路「岡崎IC」より車で15分