日進市
岩崎城(いわさきじょう)
戦国時代、尾張、三河両国で奪い合いになった要の城
正確にはわかっていませんが、室町時代末に築かれたとされているのが岩崎城です。この地「岩崎」は、尾張、三河間を往来する街道の要衝地であり、享禄2年(1529年)に織田信長の父である信秀の属将荒川頼宗(あらかわよりむね)が守っていましたが、松平清康(まつだいらきよやす・徳川家康の祖父)方に奪われます。後に、本郷城(日進市)の丹羽氏清が同城に移り住み、以後、丹羽氏が4代にわたって岩崎城主となっています。天正12年(1584年)の豊臣秀吉と徳川家康が戦った小牧・長久手の戦いでは、丹羽氏は徳川方に属し、犬山方面から岡崎を目指した羽柴方の行軍を阻止しようとして落城しますが、戦功をたて徳川氏に認められていきました。昭和62年(1987年)本丸跡に五重構造の模擬天守が建てられ、「岩崎城址公園」として整備されました。園内の「岩埼城歴史記念館」では岩崎城の歴史、日進市の歴史や文化遺産、出土品などが展示されています。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒470-0131
日進市岩崎町市場67番地(岩崎城歴史記念館) - 料金
- 入館料無料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください - 営業日・時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 駐車場
- 北側入り口に駐車場が有ります。(無料・普通車20台、バス2台駐車可能)
- トイレ
- 有り
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は開館)
毎年12月28日~1月4日 - お問い合わせ
- 0561-73-8825(岩崎城)
バリアフリー情報
アクセス方法access
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電車でのアクセス
名古屋駅から、地下鉄「星が丘」駅下車。名鉄バス「トヨタ博物館前」「五色園」行き約20分、「岩崎御岳口」下車徒歩5分。
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車でのアクセス
名古屋高速道路「高針IC」から国道302号を北へ5分、「高針橋東」交差点を右折し、県道217号線を東へ約15分、「岩崎」交差点を左折「岩崎城北」交差点を右折すぐ