愛知の離島へGO!<篠島編>
伊勢神宮と縁の深い「篠島」。ふぐ・しらす・鱧・鯛を始めとした海の幸と自然がいっぱいの風景をお楽しみいただけます。
篠島へGO!
伊勢神宮ゆかりの聖なる島
名古屋から約1時間半で行ける篠島。伊勢神宮に深いつながりのある神聖な島です。「日本書紀」によると、伊勢神宮を建立した天皇の一行が船で伊勢湾を旅していたときに、篠島に立ち寄り、ここの海産物をお気に召したと記されています。それ以来千年以上に渡り、毎年3回、白装束に身を包んだ島の神職が、島で採れた鯛を塩づけにし、船団を仕立てて対岸の伊勢神宮内宮へ献上しています。その縁で、伊勢神宮で20年に1回行われる「式年遷宮」が行われると、お社に使われていた木材は、篠島の神社に移築されます。
そして神明神社の古材は神明神社近くの八王子社に移築され、さらに八王子社の御社も20年経つと島内に点在する小さな社に姿を変えるのだとか。
こんな話が聞けるのは、観光ガイドさんとのウォーキング。興味深い話が聞けるのでぜひ。
大物を狙える島ならではの天然釣堀
島ならではの遊びとしては「釣り」。篠島では海の管理釣り堀「篠島釣り天国」があり、初心者でも鯛やハマチ、アジなどを手軽に狙うことができます。海の魚ならではの強い引きが楽しめ、シーズン中には朝から大にぎわい!
もちろん、メジナやグレの好ポイントも多く、磯、沖堤、テトラからどこでも狙えます。魚に詳しい名人船頭さん、漁師さんに絶好のポイントを教えてもらって、ぜひ大物を狙ってみてください。
美しい夕日が見られる海辺
篠島の浜は天然の砂浜。弓形に広がった白い砂浜は遠浅で小さいお子様も安心して遊べます。前浜(ないば)では春秋に地引き網体験をしています。あまり人の手が入っていない西側には、小さな砂浜が小さな入り江にそって点在し、地元で自慢の絶景ポイントがあるんですよ。「日本の夕日100選」にも選ばれた美しい景色をお楽しみください。