体験いっぱい産業観光(乗り物)
愛知県は昔から製造業を中心にさまざまな分野のものづくりが発展しており、その現場に直接触れることのできるよう作られた場所がいくつかあります。
見て・学んで・体験し、産業観光の面白さや奥深さを感じてみてください♪
リニア・鉄道館【名古屋市】
世代を超えて楽しめる!蒸気機関車からリニアまで実物車両39両
人々の暮らしの中、いつも身近な存在であった鉄道。かつて日本を横断していた東海道新幹線を中心に、蒸気機関車や在来線、超電導リニアに至るまで最新の鉄道の実物展示を通じて高速鉄道技術の進歩を紹介する施設が「リニア・鉄道館」です。その数、なんと39両!昔懐かしい蒸気機関車から通勤電車、特急用車両、電気機関車などもあります。また、鉄道ジオラマは日本最大級の面積。東海道新幹線の沿線の風景が細かく再現され、ついつい時間を忘れて見入ってしまうほど。世代を超えて楽しめると人気です。
時速500km走行を体験できる!?
特に、同館を運営するJR東海が誇る最先端技術である超電導リニアは注目の的。鉄道の世界最速を記録した実物車両を展示するだけでなく、推進や浮上というリニアの原理をわかりやすく解説しています。極めつけは、時速500km走行を味わえる疑似体験!ほかにはないワクワクを感じられるでしょう。
あいち航空ミュージアム【豊山町】
航空機のミュージアム
県営名古屋空港周辺は、国産初のジェット旅客機MRJが開発・生産される日本で唯一の地域で、今海外からも注目されている熱いエリア!
そこに2017年11月30日に新たな航空ミュージアムがオープンしました♪
地上2階建て+屋上階からなるフロアには、日本航空機製造が製造した双発ターボプロップエンジン方式の国産旅客機「YS-11」や三菱重工業が製造した双発のプロペラ機「MU-2」などが見られる実機の展示ゾーンもあり、航空機ファンはもちろん、ファミリーも楽しめる施設になっています。
またこの施設は、産業観光施設としての役割だけでなく、航空機産業の情報発信、次世代の航空機産業を担う人材育成の推進を図る役割も果たすそうですよ。2階フロアには、名機百選オリエンテーションシアターやサイエンスラボ、屋上階は、展望デッキになっているので、県営名古屋空港に離着陸する飛行機を間近で楽しめます。見どころ盛りだくさんの本格的な航空ミュージアム、是非お越しください!
トヨタ博物館【長久手市】
自動車の誕生から発展の歴史を実車展示で紹介
1989年4月16日、トヨタ自動車株式会社創立50周年を記念してオープンした自動車の博物館です。本館では、自動車の誕生から発達、発展の歴史を、実車展示を主体にわかりやすく紹介しています。当時憧れた車が一堂に揃うとあってカーマニアにとって見逃せない場所となるでしょうし、車好きのお子さんにとってもワクワクの場所。新館(1999年オープン)では、日本のモータリゼーションの歴史を、生活文化との関連で捉え、車を当時の生活用品と併せて展示しています。こちらは、時代背景を懐かしく思い返すことができることでしょう。常設展に加えて企画展を年に数回開催し、自動車を、時代やテーマで切り取り紹介しています。このほかショップやカフェ、レストランもあるのでゆっくりくつろぐことができます。
トヨタ会館【豊田市】
世界のトヨタが見据えるビジョン
トヨタ自動車が目指す、クルマを通した豊かな社会と最新のクルマづくりを展示物や映像で紹介する企業博物館。
ハイブリッドカーの進化をはじめ、水素ガスで走る燃料電池自動車など、究極のエコカー開発への多面的な取組みや、トヨタ生産方式による高品質なクルマづくりについて知ることができます。また、クルマ教室では、お子さま向けにクルマの仕組みや交通安全などについて分かりやすく紹介しているほか、スポーツカーの魅力や楽しさを伝えるモータースポーツ活動についてのご紹介コーナーもあります。2階のミュージアムショップでは、プラモデルやミニカーなど自動車をテーマにした様々な商品が取り揃えられています。