Column.28
美味しさ日本一!東栄町の鮎を満喫しよう
「日本一美味しい」と認められたのが愛知は東栄町・振草川の鮎。全国の鮎が集まり、一番美味しい鮎を競う「第20回清流めぐり利き鮎会」で、最高位のグランプリを獲得!ぜひその美味しさを確かめてみて。
日本中に鮎自慢の清流は数あれど…「日本一美味しい」と認められたのが愛知は東栄町・振草川の鮎です。全国の鮎が集まり、一番美味しい鮎を競う「第20回清流巡り利き鮎会」で「味・香り・見た目」すべてが素晴らしいと最高位のグランプリを獲得!
その美味しさの秘密は何か、東栄町役場振興課の山下康晴さんに聞きました。
山下さんによると、鮎の美味しさを決めるのは、鮎のエサとなる上質な苔。
その良い苔が育つ環境があるかどうかが、とても大事なポイントなのだそうです。
振草川は、川床に岩盤が多いので太陽の光が川の底までよく届き上質な苔が育つだけでなく、川の流れも穏やかで雨が降っても濁りにくい特徴があるとか。
きれいで穏やかな場所で育つから、こんなふうに香り高く身の繊細な鮎ができるのでしょうね。
さてこのシーズン、川には釣り人の姿もちらほら。
例年5月中旬に解禁される鮎の友釣りです。友釣り…とは、なわばりを利用した釣法で、おとりの鮎に仕掛けをセットして体当たりしてきた野アユを掛けバリで釣ります。今も毎日、多くの釣り師さんがやってきて熱い釣り談義が交わされているとか。釣り師から見ても東栄町の鮎は魅力的なんでしょうね!
鮎釣りをするためには、鮎釣り用の装備と遊漁券が必要となりますが、初心者の方でも、体験型ゲストハウスdanon(だのん)では、道具一式レンタルでき、釣り方もバッチリ教えてくれる「鮎釣り体験」も行っているので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
また町内の旅館や食事処で「日本一の鮎」の料理を出してくれますのでこちらも楽しみ!(町内で配布されている漁場マップには、飲食店も掲載されています)この時期のお楽しみ、ぜひ満喫してみてください!
振草川鮎釣り 漁場マップ
Spot Overview
蔦の渕(振草渓谷)・振草川東栄町
大千瀬川にかかる、幅約70m、落差約10mの大滝。「とうえい温泉」の裏手にある展望台から、その姿を間近に見ることができます。その雄大な様から“奥三河のナイアガラ”の異名を持っています。この滝には竜神が住むという「竜神伝説」も残されていて、竜宮城へつながっているという言い伝えもありますよ。鳴らすと願いがかなうといわれる「竜神の鐘」も設置されています。