Column.90
「あいち・なごや周遊観光パスポート」でオトクに愛知を楽しもう!
平日のお得な共通チケットで、県内の参画美術館・博物館等を巡ろう
「あいち・なごや周遊観光パスポート」は、愛知県内の参画美術館・博物館等に入場できる、平日限定のお得なチケットです。チケット価格は3,500円(大人・子供同額)で、各施設に1回ずつ入場できます!
チケットの販売期間は2025年1月31日(金)まで。24時間オンラインで購入できる便利な電子チケットと、観光案内所等の窓口で購入できる紙チケットの2種類があります。
使い方は簡単で、施設の窓口で、スマートフォン画面または紙チケットのQRコードを提示すればOK。1施設目の利用日から90日間、チケットが有効(※)になります。
※ チケットの最終有効期限は2025年3月14日(金)まで
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
アート、歴史、テーマパークまで、ジャンル別のおすすめ施設をご紹介
◆絵画、瓦、万華鏡まで、感性を刺激する「アートスポット」
人混みの少ない平日は、アート鑑賞にもってこい。近現代の日本画・洋画・彫刻・版画が揃う「愛知県美術館」(名古屋市)のコレクション展をはじめ、美術工芸家・藤井達吉作品を収蔵する「碧南市藤井達吉現代美術館」(碧南市)の企画展、貴重な古代瓦や美術を紹介する「高浜市やきものの里 かわら美術館・図書館」(高浜市)の展覧会が鑑賞できます。また、「三河工芸ガラス美術館」(西尾市)は、2000年ギネス認定された世界最大(当時)の万華鏡が写真映えスポットとして大人気!
愛知県美術館【名古屋市】
「愛知芸術文化センター」10階にある美術館。近現代の日本画、洋画、彫刻、版画など多様な分野の作品を紹介しています。中でも、ドイツ表現主義やシュルレアリスム、戦後アメリカ美術のコレクションが充実しています。
[住所] 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階
[開催予定のイベント] 企画展「パウル・クレー展 ── 創造をめぐる星座」 2025年1月18日(土)~3月16日(日)
※ パスポートで入場できるのはコレクション展のみです。企画展は入場できません。
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碧南市藤井達吉現代美術館【碧南市】
碧南市出身の藤井達吉は、日本近代美術工芸の先駆者のひとり。モダンでありつつ歴史的街並みに融和する建物も見どころで、第16回愛知まちなみ建築賞、第19回BELCA賞ベストリフォーム部門等受賞。
[住所] 碧南市音羽町一丁目1番地
[開催予定のイベント] 企画展「足利美術館所蔵・浅川コレクション 夢を追いかけた“前衛”の鼓動」 2025年1月4日(土)~2月24日(月・休)
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三河工芸ガラス美術館【西尾市】
2000年ギネスに認定された世界最大(当時)の万華鏡をはじめ、独創的なアートで知られる体感型ミュージアム。ガラスアートづくりの体験も人気です。
[住所] 西尾市富山町東郷5
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高浜市やきものの里 かわら美術館・図書館【高浜市】
生産量日本一を誇る三州瓦の中心的な産地・愛知県高浜市にある文化施設。瓦の歴史や文様の美しさを紹介する常設展示と、考古、美術、サブカルチャーなど様々なジャンルの展覧会が行われています。
[住所] 高浜市青木町9-6-18(本館)
[開催中のイベント] 館蔵品展 美術鑑賞の「さしすせそ」 2024年11月30日(土)~2025年2月9日(日)
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◆モノづくり王国・愛知を体感できる「乗り物ミュージアム」
モノづくり王国・愛知には、乗り物好きのためのミュージアムが充実しています。車好きなら外せないのが、本物の機械の動態展示や実演が人気の「トヨタ産業技術記念館」(名古屋市)と、約140台を実車展示する「トヨタ博物館」(長久手市)。
そして、「リニア・鉄道館」(名古屋市)ではシミュレータ(先着順、有料)や鉄道ジオラマ、「あいち航空ミュージアム」(豊山町)ではパイロット体験やサイエンスラボなど、展示とともに体験プログラムも充実しています。
トヨタ産業技術記念館【名古屋市】
世界のトヨタ発祥の地に、貴重な工場建物を利用する形で開館。繊維機械と自動車技術の変遷を、本物の機械の動態展示や実演で体験できます。
[住所] 名古屋市西区則武新町4-1-35
[開催中のイベント] 自動車開発の歴史と未来 第3回企画展 Fun To Drive ~「操る楽しさ」を生み出すクルマづくり~ 2024年10月1日(火)~2025年3月2日(日)
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リニア・鉄道館【名古屋市】
鉄道の体験型ミュージアム。東海道新幹線を中心に、蒸気機関車や在来線、超電導リニアまで、最新の鉄道の実物展示を通じて高速鉄道技術の進歩を見ることができます。
[住所] 名古屋市港区金城ふ頭三丁目2番2
[開催中のイベント] 第13回企画展 リニア・鉄道館の蒸気機関車たち~貴婦人とシロクニ~ 2024年3月20日(水・祝)~2025年1月27日(月)
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トヨタ博物館【長久手市】
世界のクルマの進化と文化をたどる博物館。19世紀から現在まで日米欧の代表的な車両や、クルマにまつわる文化資料を豊富に展示しています。ミュージアムレストランやショップも人気。
[住所] 長久手市横道41番地100
[開催中のイベント] 企画展「日本のクルマとわたしの100年」 2024年9月7日(土)~2025年1月13日(月)
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あいち航空ミュージアム【豊山町】
国産初のジェット旅客機「MRJ」が開発・生産される唯一のエリア「県営名古屋空港」にある航空機ミュージアム。名古屋空港で初飛行した戦後初の国産旅客機「YS-11」の実機展示や、体験プログラムも充実。
[住所] 西春日井郡豊山町大字豊場(県営名古屋空港内)
[開催中のイベント] 開館7周年記念 3Dプリンター教材による航空エンジンの世界展 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)
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◆名古屋港を中心とした人気施設で「水族館・海」の魅力に触れよう!
12月3日~20日、1月8日~2月28日は、イルカパフォーマンスで有名な「名古屋港水族館」(名古屋市)にパスポートで入場できるお得な期間! さらに、ポートブリッジを渡ってアクセスできる「名古屋海洋博物館」「名古屋港ポートビル展望室」「南極観測船ふじ」(いずれも名古屋市)も、パスポートで入場できます。海の生きものから港、南極まで、この機会に海にまつわるさまざまなコンテンツを楽しんでみませんか?
「碧南海浜水族館」(碧南市)では、日本沿岸の魚類や日本産希少淡水魚の展示、新たに誕生したビオトープも注目です。
名古屋港水族館【名古屋市】
全国からファンが訪れる人気水族館。様々なイベントやプログラムを通して、海の生き物の生態や進化の秘密を発見できます。
[住所] 名古屋市港区港町1-3
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名古屋港ガーデンふ頭 名古屋海洋博物館(ポートビル)・南極観測船ふじ【名古屋市】
名古屋港の人気レジャースポット。「名古屋港水族館」をはじめ、眺望抜群の「名古屋港ポートビル」、南極への旅を擬似体験できる「南極観測船ふじ」、ショッピングやグルメが楽しめるアミューズメント施設「JETTY」などがあります。
[住所] 名古屋市港区港町1番9号
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碧南海浜水族館【碧南市】
日本沿岸で見られる魚類を中心に、約300種類を展示。絶滅の危機に瀕した日本産希少淡水魚の保護・展示も行っています。
[住所] 碧南市浜町2-3
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◆陶磁器産地・名古屋の歴史を伝える「陶磁器美術館・博物館」
かつて名古屋は、海外輸出向け陶磁器の一大生産地でした。洋食器メーカー・ノリタケの複合施設「ノリタケの森」(名古屋市)では、ボーンチャイナの製造工場・クラフトセンターや、ノリタケミュージアムが見学できます。また、明治・大正時代の輸出陶磁器を中心に展示する「横山美術館」(名古屋市)では、オールドノリタケや隅田焼の収集品が見ごたえたっぷり。
ノリタケミュージアム【名古屋市】
陶磁器工場やオールドノリタケの展示見学、絵付け体験ができる、洋食器メーカー「ノリタケ」の複合施設。直営ショップでの買い物や、レストランではノリタケ食器での食事も楽しめます。
[住所] 名古屋市西区則武新町3-1-36
[開催中のイベント] 企画展「にほんの洋食器ものがたり 120年のみちのり」 2024年1月4日(木)~12月25日(水)
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横山美術館【名古屋市】
明治・大正時代に制作された輸出陶磁器の里帰り品を中心に展示。国内で制作された輸出陶磁器、日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケ、隅田焼など、緻密で大胆な作品の数々を見ることができます。
[住所] 名古屋市東区葵一丁目1番21号
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◆貴重な文化財も多数!名古屋の「レトロ建築」を巡ろう
名古屋市のまちなかで、レトロな建築散歩はいかがでしょうか。名古屋城から徳川園にいたる「文化のみち」には、オレンジ色の洋風屋根が印象的な「文化のみち二葉館」、ステンドグラスが彩る洋館と和館、趣ある庭園が見事に調和する「文化のみち橦木館」(いずれも名古屋市)があります。
また、「古川美術館」の分館にあたる「爲三郎記念館」(いずれも名古屋市)では、数寄屋造りの「爲春亭」や庭園の茶室「知足庵」など6棟が国登録有形文化財に登録されています。
文化のみち二葉館【名古屋市】
オレンジ色の洋風屋根が目を惹く、大正ロマンが香る館。この邸宅では「日本初の女優」と謳われた川上貞奴と「日本の電力王」と言われた福沢桃介が、大正から昭和にかけて暮らしていました。国登録有形文化財。
[住所] 名古屋市東区橦木町3-23
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文化のみち橦木館【名古屋市】
輸出陶磁器商の井元為三郎が、大正末期から昭和初期に建てた邸宅です。敷地内には和館、洋館、東西二棟の蔵、茶室、庭園が残されており、名古屋市有形文化財、景観重要建造物に指定されています。
[住所] 名古屋市東区橦木町2-18
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古川美術館【名古屋市】
初代館長故・古川爲三郎が長年にわたって収集した美術品を展示。その私邸は分館「爲三郎記念館」として公開され、国の有形文化財に登録されています。邸内の数寄屋カフェでは、庭園を眺めながら抹茶や和菓子をいただけます。
[住所] 名古屋市千種区池下町2-50
[開催中のイベント] 特別展 Collector’s exhibition4「パリの100年~バルビゾンから印象派、エコール・ド・パリまで」 2024年9月6日(金)~12月22日(日)
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◆古墳時代から戦国の舞台まで、愛知の「歴史」スポットへ
昨今の古墳ブームで注目を集める「あいち朝日遺跡ミュージアム」(清須市)に、織田信長の天下取りの出発点となった「清州城」(清須市)、徳川家康の天下統一の歩みと三河武士を紹介する「三河武士の館 家康館」(岡崎市)など、歴史マニアなら訪れておきたいスポットが充実。「安城市歴史博物館」(安城市)では、地域の政治、経済、文化などを楽しく学ぶことができます。
あいち朝日遺跡ミュージアム【清須市】
東海地方を代表する弥生時代の遺跡「朝日遺跡」の魅力を発信する施設。精巧なジオラマや重要文化財の出土品の展示、体験ラボ、屋外には高床倉庫や竪穴住居も再現されています。
[住所] 清須市朝日貝塚1番地
[開催中のイベント] 企画展「弥生時代の食事情」 2024年10月19日(土)~12月15日(日)
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清洲城【清須市】
織田信長の天下取りの出発点であり、武将たちの重要拠点となった城。戦国時代の暮らしや、火縄銃体験、甲冑の試着など、体験を通じて戦国時代を身近に感じることができます。
[住所] 清須市朝日城屋敷1-1
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三河武士のやかた家康館【岡崎市】
2024年3月にリニューアル! 徳川家康の出生から天下統一までの生涯と、それを支えた三河武士たちを、常設展示室で解説しています。刀・槍や兜の重さを体験できるコーナーも人気。
[住所] 岡崎市康生町561-1
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安城市歴史博物館【安城市】
安城市を中心に、矢作川流域における政治や経済、文化などの歴史が楽しく学べる博物館。珍しい「土器づくり教室」では、弥生時代とほぼ同じ作り方で土器づくりが体験できます。
[住所] 安城市安城町城堀30番地
[開催中のイベント] 特別展「地震と災難 -宝永地震から三河地震まで-」 2024年11月30日(土)~2025年1月19日(日)
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◆見て、触れて、体験できる「テーマパーク」で遊びつくそう!
60以上の歴史的建造物を展示する「博物館 明治村」(犬山市)では、通常大人2,500円のところ、パスポートで入場可能に! ほかにも、「安城産業文化公園 デンパーク」(安城市)で花々が咲き誇るガーデン散策や、「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」(豊橋市)では動植物園、自然史博物館、遊園地など一日たっぷり楽しめます。
各施設ではさまざまなイベントが開催されているため、公式サイトをチェックしてから出かけましょう。
博物館 明治村【犬山市】
明治期を中心に、貴重な建築物を展示保存する建物のテーマパーク。グルメ、SLなどの乗り物体験、季節のイベントを通じて、明治文化にたっぷり浸ることができます。
[住所] 犬山市内山1番地
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安城産業文化公園 デンパーク【安城市】
自然豊かなデンマークの町並みを再現した総合公園。園内には四季折々の花や緑があふれ、散策しながら憩いのひとときが過ごせます。
[住所] 安城市赤松町梶1
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豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)【豊橋市】
広大な敷地に、動物園、植物園、自然史博物館、遊園地の4つのゾーンが集結する、全国でも珍しい施設。目の前でダイブするホッキョクグマは迫力満点!
[住所] 豊橋市大岩町字大穴1-238
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平日にゆったり、まだ見ぬ愛知の魅力を再発見!
愛知県には、美術館・博物館をはじめ、多彩な施設が充実しています。そこには、知らなかった発見や、好奇心を刺激するワクワクが満載! 空いている平日にゆったりと見て回り、愛知の魅力を再発見してみましょう。