Column.53
奥三河を100倍楽しむ方法~もっくる新城観光案内所を利用しよう!
愛知県内の秘境エリア「奥三河」と観光案内所をご紹介。この奥三河エリアは、人里離れた山間部だけに、豊富な自然が手つかずのまま!伝統芸能や棚田、滝、古刹…日本の原風景がまだ色濃く残る「秘境」なんです。密を避けた観光地としても注目のエリアです。
知られざる奥三河は不思議の宝庫だった!
奥三河って、どこなのかご存じですか?
尾張、三河は知っていても…という方、案外多いかもしれませんね。
正解は、愛知県の北東部に位置する「新城市」「設楽町」「東栄町」「豊根村」の4市町のこと。
このエリアは、“三河の奥”人里離れた山間部だけに、豊富な自然が手つかずのまま!
伝統芸能や棚田、滝、古刹…日本の原風景がまだ色濃く残る「秘境」なんです。
で・す・が、“手つかず”ということはつまり、“観光地化していない”ということ。
お土産屋もなければ、案内板すらない場所だって多々あります。秘境マニアはここでワクワクしながら冒険を楽しむわけですが、旅慣れていない人にとっては、ちょっと戸惑うかもしれません。
そんなときに味方になってくれるのが、
道の駅もっくる新城にある「観光案内所」。
旅の目的があってもなくても、とりあえずココに立ち寄ることをおススメします。
あなどるなかれ「観光案内所」
観光案内所といえば、そのエリアの施設情報やイベント情報が数多く手に入る場所。パンフレットはいっぱいあるし、行くだけで情報は得られるけれど、ココはぜひ、観光コンシェルジュの皆さんとおしゃべりして、生の情報を得るべし♪
おしゃべりから生まれる自分だけの旅
感動したのは、観光コンシェルジュさんの「奥三河の魅力を多くの方にお伝えしよう」という情熱!
会話のきっかけになるような、いろいろな手書きPOPを案内所の壁一面に貼りめぐらし(観光コンシェルジュさん自身の言葉、絵で書かれていて、そこには心があるんです)、屈託のないおしゃべり、そして言葉の端々に入り混じる三河弁(ほっこり)に旅の期待感が高まります。
最近はダムを愛する“ダムマニア”が増えているそうですが、奥三河には愛知県内のダムが集結(大野頭首工/大島ダム/宇連ダム/新豊根ダム)。
見学に行くと「ダムカード」をもらえるそうで、現物を見せてもらいました。行き方や見どころまで、興味深い話のオンパレード!マニアックな趣味の入口にも対応しているとは、さすがですね。
※ 新型コロナウイルス感染症対策の観点から、一時的にカードの配布を休止している場合があります。
その他にも、
「御城印を拝受できる城跡」の話題や、
「三河材で作る打楽器カホンの月イチ体験や地元特産ランチを食べられる旧小学校」の話、
地元ならではのユニークな情報をゲット♪次回、行くのが楽しみになりました!
ココを攻略すれば、奥三河を自由に遊びつくせるはず。奥三河を旅するなら、まず「もっくる新城観光案内所」を目指してみてください!
※ もっくる新城観光案内所では新型コロナウィルス感染症拡大予防の為、現在マスクを着用しご対応しております。
お客様にご安心してご利用いただけるよう、案内所を定期的に消毒するなど対策を徹底しております。ご来店をいただくお客様にもマスクの着用・手消毒についてご協力をお願いしております。
何卒ご理解頂けますようお願いいたします。
Spot Overview
道の駅「もっくる新城」新城市
新東名高速道路の新城インターチェンジと国道151号との結節点にオープンした道の駅「もっくる新城」。
「もっくる」の由来は”木材・来る”から。温もりを感じる木材をふんだんに使用、地域の産物を余すことなく活用し、人々集まる(来る)活気あふれる道の駅をイメージしています。奥三河の木材を使用したアーチ屋根が特徴の施設には、地元産品を扱う直売所等があります。
観光をはじめ地域の活性化を図る「奥三河観光ハブステーション」として、地域の魅力を発信するとともに人の集う施設です。
Spot Overview
四谷の千枚田新城市
鞍掛山の斜面に広がる山間集落に、約400年前に開墾された美しい棚田が広がっています。標高220~420mにかけて連なる石積みの棚田では、今でも20戸の農家が約420枚(最盛期には1296枚)の田を耕作しており、血と汗の辛苦をかけて先人たちが残した偉大な財産を風化させることなく、地域の人々が主体となって使命感をもって守り続けています。
山の中腹からこんこんと湧き出る澄んだ水は、大雨が降っても濁ることがありません。水と緑にあふれた棚田は様々な動植物の住処にもなり、まるでおとぎ話のワンシーンのように、人と自然が共生する日本の原風景が脈々と息づいています。