Column.41
「豊橋周遊観光マップ」を片手に 連続テレビ小説「エール」のまち・豊橋を巡ろう
令和2年3月30日(月)より、福島市出身の作曲家古関裕而さん、その妻で豊橋市出身の古関金子さんをモデルとした連続テレビ小説「エール」の放送がスタート。豊橋市では、物語の舞台である豊橋&周辺地域のいいところをギュッと詰め込んだ「豊橋周遊観光マップ」を作成しました。
このコラムでは、その中から、ぜひ巡っていただきたい場所をセレクトしてご紹介します。祭りに体験、グルメ、お土産…この観光マップを片手に、豊かな自然と文化が育んだエールのまちを巡ってみませんか。
豊橋を観光するなら、ここへおいでん!
伊古部(いこべ)海岸
オープニングでも印象的なあの雄大な海岸線…それがここ伊古部海岸です。砂浜と海食崖、海岸林が続く表浜は、アカウミガメの産卵場所としても有名。またサーフスポットとしても知られ、遠方から多くの人がやってきます。
ロケ地として有名な「豊橋市公会堂」
昭和6年(1931)に建てられたロマネスク様式の建物で、階段室の半球ドームと四方に配置された羽ばたく大鷲がシンボルです。この美しい意匠は建築界でも評価が高く、映画やドラマのロケ地としても利用されています。
東海のミニ尾瀬「葦毛(いもう)湿原」
東海のミニ尾瀬と呼ばれる「葦毛(いもう)湿原」は、弓張山系から湧き出す湧水が流れる場所にあり、北方系の植物と南方系の植物が混在するなど学術的にも希少な場所。高山性植物のミカワバイケイソウをはじめ、 湿性植物など約250種が自生し四季折々の花園をつくり出しています。
ノスタルジックな「路面電車」
豊橋市では東海地方で唯一、全国でも17都市19路線でしか運行されていない路面電車が走っています。このほかイベント電車として、夏季には「納涼ビール電車」、冬季には「おでんしゃ」が走り、豊橋の季節の風物詩として親しまれています。
4つのテーマパークが一堂に「豊橋総合動植物公園 のんほいパーク」
動物園・植物園・自然史博物館・遊園地の4つのゾーンが一緒になった、全国でも珍しい施設。植物園のモネコーナー、動物園の開放型展示、自然史博物館の恐竜展示など、臨場感あふれる見せ方で人気です。
観光の拠点「道の駅とよはし」
国道23号豊橋東バイパス沿いにありアクセスも便利です。県内最大級だという広大な敷地には、地元の“食”と“農”にこだわった注目のグルメスポットや花マルシェ、産直野菜の販売など、見て味わって楽しいものがズラリ。
豊橋から少し足を延ばして。こちらもチェック!
旧門谷小学校<新城市>
新城市にある大正時代に建てられた木造校舎の旧門谷小学校が紹介されています。残念ながら昭和45年に廃校になっていますが、この風景を愛する人たちの手によって、今でもイベント等で利用されています。
住所:〒441-1944 愛知県新城市門谷字宮下26
お問合せ:0536-29-0829(新城市観光協会)
閉館している場合がございますので、見学希望の方は新城市観光協会へお問合せ下さい。
ガイドブックのみどころ
1.モデルコースは3種類
豊橋を中心とした東三河地域には、自然と歴史・文化がいっぱい。「山」「海」「街」、3つのモデルコースを紹介しています。古関金子さんが豊橋にいた頃の面影を残す施設を中心に、おすすめの観光スポットをセレクトしました。
【山コース】豊橋駅―石巻山登山口―椙本八幡宮―馬越長火塚古墳―豊川稲荷―旧門谷小学校―鳳来山東照宮
【海コース】豊橋駅―小池神社―愛知大学記念館―伊古部海岸―道の駅とよはし―豊橋総合動植物公園―豊橋市二川宿本陣資料館―商家駒屋―普門寺
【街コース】豊橋駅―吉田神社―豊橋市公会堂―豊橋公園・吉田城址―豊橋市美術博物館―安久美神戸神明社―葦毛湿原
2.豊橋の魅力を4つのカテゴリーで紹介
豊橋市内の観光スポットや食事・お土産などを、「見る・学ぶ」「遊ぶ・体験」「食べる」「土産・買う」の4つのカテゴリーにまとめて紹介しています。これであなたも豊橋通に!
配布場所
・とよはし情報プラザ(JR豊橋駅構内)
・じょうほうひろば(豊橋市役所1階)
・豊橋観光コンベンション協会
・道の駅とよはし