名古屋市
藤前干潟(ふじまえひがた)
都市に現れた広大な干潟
ところは伊勢湾最奥部。愛知県西部にある庄内川、新川、日光川と3つの河川が合流する河口部に位置するのが藤前干潟です。潮位が70cm以下になると東京ドーム50個分、238ヘクタールにもなる広大な干潟が広がります。水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約、ラムサール条約の湿地登録干潟としても知られています。
空にも海にも、生き物がいっぱい!
潮の満ち引きによって多様な環境が作られるため、干潟にはさまざまな生物が訪れ、また生息もしています。たとえばシチギやハマシギなどの鳥類は172種、アナジャコやトビハゼなどの底生生物は174種類。世界各国から60種以上の渡り鳥が訪れることでも知られる日本有数の飛来地で、底生生物を食べたり、羽を 休めたりしている様子も観察できるでしょう。ときには、1種で3万羽もの数にのぼることがあります。まさに、都市のなかにある水鳥たちのオアシスと言えるでしょう。
干潟をもっと学べる施設もたくさん
「稲永ビジターセンター」「藤前活動センター」では、干潟の様子を詳しく学んだり体験したりすることができます。年間を通して観察会やバードウォッチングなどイベントももりだくさん。「名古屋市野鳥観察館」にて、望遠鏡で野鳥観察をするのも楽しいもの。多様な生物と干潟の魅力に、夢中になれそうです。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒455-0855
【稲永ビジターセンター】名古屋市港区野跡4-11-2
〒455-0845
【藤前活動センター】名古屋市港区藤前2-202
※ アクセスマップは「稲永ビジターセンター」を指しています - 駐車場
- 【稲永ビジターセンター】有り(22台) 公園と共用
※ 稲永ビジターセンター専用の駐車場はありません。駐車場が混雑する場合がございます。稲永ビジターセンターへお越しの際は、公共交通機関をご利用ください。
【藤前活動センター】有り
- トイレ
- 有り
- お問い合わせ
- 052-389-5821(稲永ビジターセンター)
052-309-7260(藤前活動センター)
アクセス方法access
-
電車でのアクセス
【稲永ビジターセンター】
名古屋駅から、あおなみ線野跡駅下車。徒歩10分
【藤前活動センター】
名古屋駅名鉄バスセンターから三重交通バスに乗車。バス停南陽町藤前下車。徒歩15分 -
車でのアクセス
【稲永ビジターセンター】
伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」より約5分
【藤前活動センター】
伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」より約14分