体験いっぱい産業観光(食べもの)
愛知県は昔から製造業を中心にさまざまな分野のものづくりが発展しており、その現場に直接触れることのできるよう作られた場所がいくつかあります。
見て・学んで・体験し、産業観光の面白さや奥深さを感じてみてください♪
MIZKAN MUSEUM・半田運河 蔵のまち【半田市】
昔ながらの酢づくりの地で、日本の伝統的な食文化を知ろう
お酢のミツカンが創業の地に設立した体験型博物館。昔ながらの情緒が残る運河沿いの黒塀の景観とともに、江戸時代の酢づくりの様子や、脈々と受け継がれてきた醸造の技術、伝統的な食文化の歴史や魅力などを、見てさわって、楽しみながら学ぶことができます。
※MIZKAN MUSEUMは完全予約制のガイドツアーです。
ご予約はこちらから(外部リンク)>>
※新型コロナウイルス感染拡大防止ため、当面の間、臨時休館中です。再開については公式WEBサイトをご確認ください。
盛田味の館【常滑市】
清酒「ねのひ」をはじめ味噌田楽は絶品
知多半島の酒造メーカーのひとつで、ここ海辺の小鈴谷村で生まれた清酒「ねのひ」ブランドは全国に知れ渡っています。
盛田は1665年(寛文5年)創業で、醤油・調味料・味噌を製造する醸造会社としても数多くの商品を送り出しています。
その様々な盛田の味が楽しめ、また工場見学できるのが「盛田 味の館」です。170年前から味噌の醸造蔵として使われていた味噌蔵を改装してつくられました。
人気はお酒の試飲コーナー。ここでしか購入できない大吟醸の「原酒」を試すことができます。また館内では食事もできます。いただけるのは盛田の味噌や醤油などを使った料理。特に味噌を使った田楽は絶品です。
西尾市塩田体験館 吉良饗庭塩の里【西尾市】
昔ながらの塩田で塩づくり体験を
穏やかな三河湾に面した西尾市吉良地域は、江戸時代から良質な塩の産地として有名でした。この地で採れた塩は饗庭塩(あいばじお)と呼ばれ、岡崎の八丁味噌や知多のたまり醤油にも使われて愛知の醸造業の発展に大きく貢献しました。
塩田体験館 吉良饗庭塩の里は、昔ながらの塩田で太陽の熱と風の力を利用した塩づくりを体験できる全国でも珍しい施設です。塩田に砂や海水をまく体験ができる本格的な「塩田体験」(10名以上で10日前までに予約が必要。標準体験時間9:30~14:30)と、お手軽な「塩焼き体験」(当日受付。ただし10名以上は要予約。体験時間10分程度)があり、どちらも自分で作った塩を持ち帰ることが出来ます。
手づくり工房山遊里【豊田市】
「山遊里」では、ソーセージづくりを気軽に楽しめるのが、最大の魅力。時期によっては本格ロースハムづくりにも挑戦できます。ソーセージは桜チップでじっくりスモークしてもらうことも可能。バーベキュー場もあるから、できたてのソーセージやハムをそのまま焼いて食べることもできます。軽食コーナーでは、山遊里のソーセージを気軽に楽しめます。特製ソーセージを、米ナンや米パンなどに挟み込んだドック類など、ここならではのオリジナルメニューも豊富です。
一番人気は、山遊里特製のジェラート。果物や野菜など地元産の果物や野菜を使用していて、香料やソースなどはいっさい使っていません。新鮮だからこそ、作りたての味わいと舌触り、香りまで楽しむことができます。また、地元産の「ミネアサヒ」や名産のコンニャクといった特産品、とれたて野菜の直売店もあり、お土産にもおすすめです。